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「頭痛」のおはなし。
意外と知られていない、私たちに身近な「頭痛」のおはなしです。
日本人の成人約3人に1人が、慢性的な「頭痛」に悩まされていると言われています。
「頭痛」の種類もさまざまで、それにより対処法も大きく異なります。
代表的な2つのタイプ、「緊張性頭痛」と「片頭痛」の特徴と対処法について考えましょう。
■ 緊張性頭痛
【特徴】
パソコン操作やデスクワークなど同じ姿勢で長時間作業したりするなど、首や肩が緊張する人に起こりやすい頭痛。
後頭部から首筋を中心に、頭全体がぎゅーっとしめつけられるような痛みで、午後から夕方にかけて、目の疲れや倦怠感などとともにあらわれます。
普通は日常生活に支障をきたすほどはありませんが、数時間で治まるケースから数ヶ月症状が続くなど、慢性化することもあります。
【対処法】
「緊張性頭痛」は、首の緊張をほぐすことが基本。
こまめに首や肩のストレッチを行い、筋肉の緊張をほぐすのが効果的な予防法です。また、蒸しタオルを後ろ首にあてたり、半身浴などであたためることで、血流を促進することも効果的です。
頭痛が始まりそうなときは、心身にストレスをためないよう、早めに気分転換するようにしましょう。
■ 片頭痛
【特徴】
脳の血管が急激に拡張して起こるのが「片頭痛」。脳の血管の拡張から、三叉神経を刺激し、炎症物質がさらに血管を拡張することが原因。
こめかみから目のあたりが心臓の拍動に合わせるようにズキンズキンと痛みます。頭の位置を変えると痛みが増幅するのが特徴で、頭痛以外にも吐き気、嘔吐、下痢などの症状が伴うことや、光、匂い、音、気圧などにも敏感に作用します。
仕事から解放された週末など、心身のストレスから解放されたときに起こりやすく、疲労や不規則な生活、女性ホルモンの変動なども原因とされています。
【対処法】
自分の頭痛のタイプを知ることで、原因となる環境を改善することができます。
寝不足や寝すぎ、疲労、空腹などで身体にストレスを与えないよう、生活環境を整えましょう。
患部を冷たいタオルなどで冷やすと、血管が収縮して痛みが軽減します。頭痛の最中はできなるだけ頭部を動かさないように、静かな暗い場所で安静にするいのが良いでしょう。
このように、同じ頭痛でも対処法はまったく異なります。
また、まれなケースでは、緊急に治療を施さなければ死に至る疾患「クモ膜下出血」「髄膜炎」「脳出血」の初期症状というケースも。
たかが「頭痛」と軽く考えず、病院で検査し、適切な処置を施すことが大切です。
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