「肩こり」の治療法 | たわらや整骨院

スタッフブログ

「肩こり」の治療法 2013年10月6日

「肩こり」には、さまざまな原因があります。
その原因を見極め、適切な治療を受けることが必要です。

肩こりを治療する医療機関には、「病院（西洋医療）」と「代替医療（東洋医療）」があります。

まずは、病院（整形外科）で精密検査を受けます。
主に、骨・筋肉・関節などのレントゲンやMRIなどの画像検査で「原因」を調べます。
病院での治療は、「手術」などの外科的な治療に及ばない場合は、原因別に「ペインクリニック」「内科」「精神内科」「脳神経外科」「耳鼻科」に紹介されます。
「ペインクリニック」では、神経ブロック注射による痛みの緩和治療。
「内科」では、肩こり以外に「頭痛」「発熱」「息苦しさ」などの症状に対応、主に「薬物療法」が行われます。
また、「ストレス」や「内臓疾患」など病気による肩こりのケースは、それらの専門科を受診します。

一方、代替医療（東洋医療）について。
西洋医療が、表面的な症状（痛み）の消失や緩和を目的とした「対症療法」であるのに対し、東洋医療は、症状の原因となるものを治す「原因療法」を行います。
代替医療（東洋医療）には、「接骨（整骨）」「鍼灸」「あん摩・マッサージ」などの手技療法があり、いずれも国家資格者による治療です。
その他、民間療法として、「整体」「カイロプラテクティック」「オステオパシー」などがありますが、国家資格ではありません。

特に、肩こりの治療には、「接骨（整骨）」による手技療法が一般的です。
手技療法では、基本的な原因である、背骨から身体のバランスを矯正し、正常な状態に戻します。
特に痛みのある部位だけではなく、身体全体の筋肉と骨格のバランスを整えることで、関節や筋肉のコリや痛みとなる「原因」を治すという考え方です。
また、身体のバランスを整えることは、人が本来持つ「自然治癒力」を高める効果があります。

「肩こり」の治療法はさまざまありますが、大切なことは、症状が軽いと自己判断せず、自分にあった方法を探すことなのです。