知っトク！正しい「整体」とは？

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知っトク！正しい「整体」とは？ 2013年10月20日

施術法としてよく耳にする「整体」ですが、その手法や施術師のテクニックはさまざま。
間違った「整体」により、症状が悪化するケースもあり、危険を伴う施術法なのです。
正しい「整体」で、効果的な治療を受けるためのアドバイスです。

「ボキボキッ」「バキバキッ」が怖くて、苦手。
そんなイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。
実際、一瞬の強い力で矯正する「瞬間矯正」を行う治療院もあります。
そして、中には、施術失敗も少なくありません。

例えば、
「頚椎（首）の瞬間矯正後、激痛が起こり、その後頭痛や吐き気とともに首が固まった状態になった」。
「整体の失敗で、頚椎（首）が歪んでしまい、手がしびれて力が入らない状態になった」。
などのトラブルにつながるケースもあります。

症状を改善しようと受けた施術で、かえって症状を悪化させては意味がありません。
こんなリスクを回避するために、正しい「整体」を受けるための条件を把握しておきましょう。

条件1）まず、症状を知る。

自分の症状を知るために、まず病院（整形外科）でレントゲンなどの検査を受けましょう。
骨や筋に外科的治療の必要がないことを確認します。

条件2）施術所を見極める。

「整体」の看板を掲げている施術所には、国家資格を有さない「整体院」と、国家資格である柔道整復師である「接骨（整骨）院」があります。
「整体」は医療類似行為とみなされるため、無免許の施術は法律違反ではありません。
しかし、その技術には個人差があり、一見して見極めることができません。
受診前に、柔道整復師の有資格者かどうか確認しておきましょう。