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「温泉療法」のすすめ
温泉療法は、温泉の効能によって病気やケガの治療を目的とした療法で、医学的にも認められた医療法のひとつとされています。
昔から「湯治(とうじ)」として知られている方法ですが、一般的な温泉旅行と違うのは、少なくとも1週間くらい温泉地に滞在して行うこと。また、治療に際しては、入浴する温泉の泉質や入浴方法において、あらかじめ医師などの診察を受けることです。
では、温泉療法がどのように健康に作用するのでしょうか?
そのメカニズムについて説明します。
温泉療法は大きく分けて3つのメカニズム、「物理的作用」「自律神経の正常化作用」「化学的作用」が認められています。
■ 物理的作用
人が温泉に浸かることによって水圧、浮力、温熱などが身体に与える影響です。
水圧は、湯に浸かることによって一定の空気圧の圧迫から解放され、内臓の負担を軽減し、一定のマッサージ効果を与えます。
浮力は、水中で身体が軽くなり、筋肉や関節を動かすことの負担を軽減し、リハビリ効果を高めます。
温熱は、体温の上昇により血行を促進し、一部の疾病の回復に作用し、リラックス効果をもたらします。
■ 自律神経の正常化作用
温泉による入浴は、人を鎮静させる副交感神経に強く働きかけ、自律神経を正常化させる作用があります。
温泉に浸かることにより筋肉がほぐれ、血行促進やリラックス効果、そして大自然に触れることによるストレスの解放など心理的な作用も大きいと考えられます。
■ 化学的作用
化学的な根拠から、温泉の成分が体内に作用することです。
温泉成分には、「二酸化炭素」「食塩」「石膏」「アルミニウム」「硫黄」そして微量の放射能など11種類があり、これらの物質が医学的にその効能が認められています。
【効能があるとされる疾病】
アトピー/痔疾/胃腸病/リウマチ/腰痛/神経痛/高血圧/火傷やケガ/骨折/精神疾患など
また、温泉療法には一部の疾病や症状を持った人に入浴を勧めてはいけない「禁忌症」もあります。
病気やケガには、本格的な治療ではなくでも、2〜3日の温泉滞在で生活習慣病の改善やストレス解消、疲労回復を目的として、ゆったりとした時間を過ごすことでも十分に効果は期待できます。
身体と心を健やかに作用する、「温泉療法」はいかがでしょうか。
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