「活性酸素」とは？ | たわらや整骨院

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「活性酸素」とは？ 2013年12月30日

近年、健康を阻害する原因として知られている「活性酸素」。
肌のシミ・シワなどの老化現象から、生活習慣病を引き起こすとして、クローズアップされています。
「活性酸素」のメカニズムや予防法などについて、シリーズでお届けします。

人は、酸素を使って体内で栄養分を分解し、エネルギーを得て生きています。
この酸素が他の物質と結びつくことを「酸化」といいます。
身体が健康だということは、体内のすべての細胞に酸素と栄養分が十分にいきわたった状態です。
ところが、体内に取り入れられた酸素は非常に不安定になりやすく、何らかの原因で不安定な状態になった酸素は、近くの物質と結びつきやすくなってしまいます。
これが「活性酸素」発生のメカニズムです。
このとき「活性酸素」は、非常に強い酸化力で体内の物質を酸化させ、毒性の強い物質を作り出します。
いわゆる、「身体の中にさびが生じてしまうような現象」です。

鉄が時間とともにさびていくのは、鉄が空気中の酸素と結びつき酸化するためです。
人の身体において、外から取り入れた酸素が体内の細胞膜やDNAと結びつき酸化してしまうと、それらの正常な機能を果たせない状態になり、さまざまな病気につながります。
具体的には、ガンや心筋梗塞、脳卒中、糖尿病、などの生活習慣病。さらに、アトピー性皮膚炎、シミ、シワなど老化を早めることにつながります。
つまり、ほとんどの病気は「活性酸素」が原因といえます。