目のトラブル「ドライアイ」に要注意！

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目のトラブル「ドライアイ」に要注意！ 2014年1月13日

エアコンやパソコンなど生活環境の現代化にともない、「ドライアイ」に悩む人は増えつつあります。
特に冬は乾燥が進むため症状が悪化、さらに深刻な症状をひき起す原因にもなります。
「ドライアイ」のメカニズムや対処法について知っておきましょう。

ドライアイとは、目を保護する涙液は不足し、目の表面が乾いてしまう症状の病気です。
主に、テレビやパソコンの画面を見ることによる目の酷使、エアコンによる空気の乾燥化、コンタクトレンズの装着などにより症状が増加しています。
ドライアイには、乾燥による「涙液減少型」と乾燥を防ぐ涙の膜の減少による「蒸発亢進型」の2種類があります。
さまざまな理由により涙を正常に目にとどめられなくなったドライアイの目では、涙膜が薄くなる部分ができ、異物やまばたきなどの摩擦で角膜の表面が傷つきやすくなってしまうのです。

ドライアイかどうかの簡単なチェック方法として、10秒間目を開いたまま瞬きをしない状態でいられるかどうかが、判断目安になります。
ドライアイを完全に治す治療法は、現在ありません。
一般的には人工涙液やヒアルロン酸の目薬の点眼、また、涙点にプラグを差し込むことで涙を目の表面に留める「涙点プラグ」の装着などの方法により、涙の安定性を高め、角膜を修復することが基本となります。

ドライアイの主な症状は目の疲れや異物感などがありますが、意外な症状を引き起こす可能性があります。

【ドライアイが原因で起こる症状】

・視力低下
・光が眩しい
・目の痛み
・頭痛
・肩こり
・倦怠感
・食欲不振
・角膜炎

これらの症状は、ドライアイにより、目に傷がつくことで、細菌に感染することや、角膜の神経を刺激することによる、血行不良が引き起こすといわれています。
また、最近では「VDT症候群」により症状を互いに悪化させることにつながっているとされています。
「VDT症候群」とは？そして、それらの予防・対処法については、次回に続きます。