冬の乾燥トラブル①思わぬ症状の原因が？！

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冬の乾燥トラブル①思わぬ症状の原因が？！ 2014年4月24日

冬になると肌の乾燥で悩まされるひとは多くいいます。
冬だからしょうがないと思ってあきらめていませんか？
しかし、この乾燥トラブルには、美容だけでなく思わぬ不調や深刻な病気の原因がひそんでいます。
「冬の乾燥トラブル」の症状と対処法について、ぜひ知っておきましょう。

■ 肌の乾燥や肌荒れ

空気の乾燥による肌乾燥や肌荒れ。放っておくとかゆみから肌を掻きおこして炎症になり、さらに症状を悪化。ストレスがたまったり日常生活に大きな支障をもたらします。
また、この皮膚の乾燥には肺のコンディションが関係しています。冷たくて乾燥した空気が体内に入って灰に到達すると、肺が潤いを失うこともお肌の乾燥の大きな原因のひとつです。

■ ノドの炎症

空気中の雑菌やウィルスが体内に侵入するのを防ぐノドの粘膜。乾燥がすすむとこのノドの粘膜を覆う粘液が固まり働きが悪くなることで、ウィルスや雑菌に感染することで炎症を発症します。
乾燥するとノドが痛くなりやすいのは、ウィルスや雑菌がノドについて炎症を引き起こすからなのです。

■ 便秘

東洋医学では肺と大腸は互いに関係しているとされ、肺が乾燥すると大腸に影響し、便秘になりやすくなります。つまり、空気の乾燥が腸にまで影響するということです。

■ 脳梗塞や心筋梗塞

乾燥により身体から水分が失われる「脱水症」になると、脳梗塞や心筋梗塞の合併症のリスクが高まります。夏の脱水症と同じく、冬は乾燥が原因で身体から水分が失われることで脱水症状を引き起こします。脱水症により血液が濃くドロドロの状態になり、結果「脳梗塞」「心筋梗塞」「肺梗塞」など臓器の障害を及ぼす可能性があります。
以前は、冬の寒さで血管が縮まることがこれらの原因だと考えられていましたが、最近は乾燥による脱水症が関与していることが要因のひとつと考えられるようになりました。

次回は、これら深刻な病気につながる危険性をもつ「冬の乾燥」を防ぐための対策をご紹介します。