股関節痛の原因って？ | たわらや整骨院

スタッフブログ

股関節痛の原因って？ 2014年4月27日

股関節は、人の身体のバランスを保つため、上半身と下半身を支えるための最も重要な関節です。
人の動作で、立つ、歩く、座る、走る、跳ぶなどの日常的に行う動作にかかせないのが股関節です。
この股関節に痛みがあると、日常的な動作が制限され、不自由な生活が強いられます。

股関節痛の原因は大きく３つあります。
一つは、股関節や関連する部位の外傷によるもの。次に、悪い姿勢による負担からくるもの。そして、病気からくるものです。
外傷によるものの場合は、股関節の損傷ではなく、他の部位の外傷によることが多くあります。
つまり、外傷後に損傷部位をかばうような動きをすることで、股関節に負担がかかり痛みが発生するというものです。多くが片足の怪我によるもので、片足に体重をかけすぎたりして負担が多くなると、片方の股関節が痛むというケースです。
また、悪い姿勢が原因となるケースでは、猫背といった腰や背中の湾曲が、股関節に負担がかかり痛みが生じるというケースです。
病気が原因とする代表的なものとしては、変形性股関節症や関節リウマチなどがあります。
股関節の痛みがあると、様々な症状が現れます。
・足がむくむ
・片方の足に体重を乗せると強く痛む
・階段や坂を上ると痛む
・頭痛や肩こりがある
・歩き出しや座ってから立つ時に痛みがおこる
・歩く際に片足をひきずってしまう
・足が冷えている
・ポキポキと音が鳴る
・骨がゴリゴリとずれるような感覚がある
これらのように股関節の痛みが他の症状をも引き起こすことがあります。
股関節痛は、症状の重さに関わらず早い段階で治療を始めるようにしましょう。関節の炎症は、放っておくと関節が固まり治療が困難になることもあります。
股関節痛を治療するには、まず自分の股関節痛の原因を知る事が重要となります。
原因によって治療法は様ざまです。
まずは自分に何が起きているのか痛みの原因を知り、出来るだけ早く専門治療を受けるようにしましょう。