スタッフブログ
五十肩はどのように起こる?
「五十肩」は、腕を上げたり、物を持ち上げたりした時、またはゴルフやテニスなどの運動時に痛みがおこります。
ムリな姿勢をとったり、打ち身を起こしたことから発症する事もありますが、はっきりした原因は判っていません。
五十肩はどのように起こるのでしょうか?
肩は、前後・左右に動くのはもとより、ほぼ360度にわたって回転でき、人体の関節の中では最も動く範囲が広い関節です。
しかし、こうした多用な動きに対応するために、肩関節の仕組みはかなり複雑です。
これらの動きは、肩関節とその周りの筋肉、鎖骨、肩甲骨、そしてそれらをつないでいる靭帯などで支えられています。
五十肩はこれら関節の周囲に炎症が起こる病気なのです。
50歳頃から急速に老化が進み、少しの力が衝撃で組織を損傷し、炎症を引き起こしやすくなります。
さらに、もともと血管が少ない部位で、いったん傷つくと修復されにくいという性質があります。
五十肩とは実際どのような状態でしょうか?
【五十肩チェック】
自分でできる肩の動きを調べる方法です。
● 鏡の前に立って、両腕を横から上に上げてみましょう。
→同じ角度まで上がらなければ、動きの制限があります。
*肩から腕が痛み、肩の動きが制限される。
【治療法】
五十肩は激しい痛みを伴いますから、ほとんどの場合投薬と外用薬で炎症と痛みを抑えます。
薬は炎症を抑え、痛みを和らげる「非ステロイド性消炎鎮痛薬」や「ステロイド薬(副腎皮質ステロイドホルモン)」を用います。
外用薬は一般に貼付剤を用います。
症状が重いケースでは、局所麻酔薬の注射を行うこともあります。
炎症がおさまる頃から、運動療法によるリハビリを始めます。
五十肩では炎症がおさまる過程で癒着が起こり、腕が十分に動かせなくなります。できるだけ早いうちから肩を動かすことが回復につながります。
リハビリは、基本的に医師の指導のもと自宅でも行えます。
リハビリは、入浴後などの体が温まっているときに行います。
市販のホットパックやカイロで十分温めたあとでもかまいません。
動かす程度は「少し痛みを感じるくらい」。痛みをまったく感じない運動はあまり効果がなく、だからといって、無理に動かすと炎症が悪化するので気をつけましょう。
運動の加減はなかなか難しいものですが、「過保護でもなく、無理もなく」。
自分の身体に向き合いながら、毎日行うことが大切です。
たわらや整骨院へのお問い合わせ
受付時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10:00~12:00 | ● | ● | ● | × | ● | ● | × | × |
14:00~19:00 | ● | ● | ● | × | ● | ※ | × | × |
休診日:木・日曜、祝日
※土曜日は17:00までの診療
交通事故施術メニュー
交通事故の治療と
ケース別症状
交通事故の
知っておくべき情報