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椎間板ヘルニアって?
椎間板ヘルニアについて。
「腰痛について」では、多くは原因が特定しきれない「非特異的腰痛」と、背骨や神経などに原因となる病気が認められる「特異的腰痛」があると述べました。
後者「特異的腰痛」の代表が、椎間板ヘルニアです。
腰椎椎間板ヘルニアは、背骨をつなぐ椎間板が、加齢などにより外側の線維輪に変性や断裂が起こり、髄核の一部が飛び出してしまい、脊髄神経根を圧迫することで痛みが起こります。
腰やお尻から下肢にしびれや痛みが広がり、力が入りにくくなります(座骨神経痛)。
痛みは、長い距離を歩いたり、重いものを持つ、悪い姿勢での動作や作業、喫煙などにより悪化します。
椎間板ヘルニアは、高齢者に多い腰部脊柱管狭窄症や骨粗しょう症が痛みの原因になることもあります。
いずれも背骨の神経が圧迫されることで起こる痛みで、症状により脚の筋力低下やしびれを伴います。痛みが消えるまでには数週間〜数ヶ月、さらに長期化することもあります。
腰部脊柱管狭窄症は、椎骨や椎間板が加齢によって変性、または異常な骨の突起により、神経が通っている脊柱管が狭くなり、脊髄神経根を圧迫する病気です。
少し歩くと痛み、前かがみになって休むとまた歩けるという症状が特徴です。
骨粗しょう症は、加齢に伴い骨密度が減ってしまうことで骨折しやすくなる病気です。
椎骨は特に影響を受けやすく、圧迫骨折が起こることで脊髄神経根が圧迫され背中に慢性の痛みが生じます。
その他、腰痛には隠れた病気が潜んでいることもあります。
特異的腰痛には、内臓の病気や骨の腫瘍・感染・炎症などが原因になっていることもあるので、注意が必要です。
【腰の周辺が痛む症状がある病気】
*尿路結石など泌尿器科の病気
*子宮や卵巣の病気
*膵臓の病気
*多発性骨髄腫や他臓器からの転移など
*解離性大動脈瘤など動脈の病気
など
痛みや症状がいつもと違うな?そう感じたら、早めに適切な検査を受けることをおすすめします。
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