肋間神経痛って？ | たわらや整骨院

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肋間神経痛って？ 2014年6月8日

突然におこる肋骨の痛み、「肋間神経痛」と呼ばれる症状です。
「肋間神経痛」の多くは突発性で、その原因はあまりよくわかっていませんが、肋間神経の炎症、中毒、または栄養障害などが関係しているといわれます。

肋間神経痛は、神経の圧迫による神経痛です。
症状としては肋間神経が通っている脊髄から肋骨にかけて痛みが走りますが、肋骨だけでなく、背中に痛みを発することもあります。
普段の生活で体をねじったり、深呼吸や咳をした際の肋骨の動きによって誘発され神経に痛みが走ります。
また、感染症から来るものや腫瘍、心臓に関与していることもあります。
以下は、肋間神経を圧迫する要因と考えられる症例です。

■腫瘍

筋肉や骨に発生した腫瘍が貴方の肋間神経を刺激することで痛みが発生する。

■脱臼

脱臼した骨のズレ自体が脊髄神経の刺激をしている可能性がある。

■血腫

内出血が起こった際にその血液が内部で固まり、その塊が肋間神経を覆うことで発症する。

■椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアで背骨の中で起きているヘルニアで神経を圧迫する可能性がある。

■骨折

骨折で出来た骨片が神経を圧迫することもある。

■ 感染症によって発生する場合があります。

ウイルス感染による帯状疱疹、腫瘍、肋膜炎、カリエスなどに伴うこともある。

■脊髄、脊椎の変形性病変

トイレで力んだり、普段くしゃみをしたタイミングで発症するケースなど。

本来痛みという感覚は、人にとって重要な防御機能のひとつです。
痛みを感じると苦痛から逃れるため患部に逃避反射を起こし、異常事態からの回復を図ろうとします。

肋間神経痛では、強い痛みが長く続いてしまうとそうした本来の目的から外れて別の害をもたらすことがあります。
例えば、不安な気持ちが増進されると食欲や意欲がなることはよくあります。
心身のバランスが乱れると、実際の病気のほかに身体のあらゆる箇所に悪影響をもたらし、別の症状を誘発します。
そうならないためにも、痛みが発症したら、出来るだけ早くその原因をつきとめ、適切な治療を行いましょう。