接骨院 整骨院って?
接骨(整骨)と鍼灸治療の違いについて
東洋医療の治療法には、接骨(整骨)の他に、鍼灸治療が広く知られています。
この「接骨(整骨)」と「鍼灸治療」にどのような違いがあるのでしょうか?
また、それらの治療に効果的な症状について知っておきましょう。
接骨(整骨)は、「柔道整復師」国家資格者が、捻挫・打撲・挫傷(筋や腱の損傷)・骨折・脱臼などの施術を行います。
「柔道整復師」の歴史は古くその昔、武道で傷ついた者への手当てや蘇生法に基づいています。
「手技療法」手や手のひらの刺激によって治癒力を高める治療法が基本です。
さらに、電気・水・音波などによる「物理療法」、運動により機能回復を図る「運動療法」、患部をテープで固定する「テーピング療法」など、現在の治療法が確立されています。
一方、「鍼灸治療」においても、国家資格の取得が必須です。
治療法は、古代に「患部に手を当てると痛みが緩和される」ことから始まり、やがて、痛むところを絞っていき(ツボ)、その点を尖った石片で刺激することで効果が見られることを発見。現代の刺絡(ツボ)治療の発端になったといわています。
さらに、その治療効果は、単に痛むところを直接刺激するだけでなく、ツボには身体の他の部分に波及することが解り、現在の経絡(からだの中にあるツボを結ぶ循環路)治療へと発展しました。
共通点として、「東洋医療」には、「身体の外から受ける傷害や身体内部の炎症などにより、身体全体の血流が滞ることが痛みや病気の原因である」と考えられています。
つまり、身体の血流を正常に整えることによって、損傷を受けた細胞を修復するために十分な栄養を運んだり、疲労や痛みの原因になる物質を排出したりして、身体を正常な状態に回復させる治療を行っています。
双方の治療法はともに、「自然治癒力」を引き出すことを治療の基本概念としています。
そして、それぞれの治療に効果的な症状、その違いについて。
大きな特徴は、「接骨(整骨)」が急性の外傷に適しているのに対して、「鍼灸」は慢性症状や内科的症状に適していることがあると言えます。
交通事故などで、急性期〜慢性期までは「接骨(整骨)治療」。そして、症状固定後の慢性症状や後遺症などには「鍼灸治療」というふうに区別することも治療方法のひとつです。
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