捻挫 打撲 挫傷は、接骨・整骨院の専門分野です
挫傷(肉離れ)について
■筋挫傷(肉離れ)について
<肉離れの発生と症状>
「筋ちがい」とか「肉離れ」とか呼ばれているケガの正式な傷害名が筋挫傷です。これは筋肉や腱をムリにあるいは急激に動かしたりしたときにおきやすいケガです。まれに打撲によっておきることもあります。寒い季節のスポーツやウォーミングアップ不足での運動のときにたいへん多いケガで、ほとんどが太ももやふくらはぎの筋肉でおきます。野球のピッチングなどの動作で、腕の筋肉が肉ばなれすることもあります。
肉離れは筋肉が疲労しているときもおきやすくなります。伸びる、縮むの繰り返しで筋肉に疲労物質が貯まり、伸縮能力が低下するからです。またいわゆる「身体が固い」ひとも肉離れをおこしやすくなります。筋肉や腱の柔軟性や伸縮性がとぼしいからです。
肉離れしたところは、炎症をおこして腫れ、痛みがあります。肉離れのケガの程度はさまざまで、それによって痛みや腫れ、機能不全(動かしずらさ)などの症状も程度が変わります。炎症は患部の損傷を治そうとして血液やリンパ液が集中することによって生じます。人の自然治癒力が発揮されているのですが、しばしばオーバーヒートして強い痛みを発生させます。腱が完全に切断されたときは筋断裂といい、筋挫傷とは区別しています。
<肉離れの治療>
- 負傷直後~1週間
腫れや痛みが大きいときは腱断裂がおきていないか検査で確かめてから治療します。
まず「アイシング」で腫れと痛みの軽減をはかります。できるだけ患部の筋肉や腱を動かさないで「安静」にすることがたいせつで、必要なときは「テーピング」して筋肉や腱にかかる「引っぱり力」を制限します。
- 負傷後1週間~3週間
腫れは1週間ほどで治まります。腫れがひいたらアイシングを止めて、「温める」ことが回復を早めます。温めることで血液循環がよくなり自然治癒力が高まるのです。
患部のようすを見ながら、すこしずつ「リハビリ」を始めます。動かすことで、安静の期間に弱った筋力を回復し、固くなった腱の柔軟性を取りもどします。
交通事故外傷では、挫傷の診断でも、周囲の捻挫や打撲を併発している例を多く見かけます。
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