電気療法・電気治療
教えて!交通事故治療あれこれ 電気療法の効果
交通事故治療あれこれ。
今回は、「電気療法の効果について」です。
「中周波」「遠赤外線」「超音波」などなど、ひとくちに電気療法といっても機械や治療のメカニズムはさまざまです。
電気療法とは、理学療法の一環として患部にそれぞれ適した電流を流す治療法です。
ヒザや肩、腰などの痛みを緩和する治療として一般的な「電気療法」。
他にも、脳梗塞や脊髄事故などで失われた運動機能の回復を目的としたリハビリや、腰痛や肩こりの痛みを和らげる消炎鎮痛を目的として行われます。
電気療法の種類について。
1)中周波治療
中周波電流とは、1,000Hz以上の電流をいい、深部組織への刺激に適しています。
中周波電流には、痛みの伝達と知覚に対して阻止効果を持ち、刺激電流による知覚減少が治療の効果につながります。
また、手技同様に血行促進や循環改善効果もあり、痛みの解消や疲労回復を高める効果もあります。
2)遠赤外線治療
私たちが目に見える光線(可視光線)は、紫・藍・青・緑・黄・橙・赤の虹色の7色。この外にある、目に見えない熱線が赤外線で、その中でも波長の長い領域の光線を「遠赤外線」です。
「遠赤外線」には、身体をじっくり暖めるはたらきがあります。
遠赤外線治療により、患部の血流を改善し疲労や老廃物を排出し、痛みなどの症状の回復や筋の状態を正常な状態に調整します。
3)超音波治療
人が耳で聞き取れる音波の周波数は20kHz以下で、それを超える周波数を超音波といいます。
超音波治療の効果には、「温熱効果」と「機械的効果」があります。
「温熱効果」では、組織の伸縮性を高め、血流を改善し疼痛を緩和。
「機械的効果」では、微細振動により細胞を活発化させることで、抗炎症効果を高めたり、浮腫を軽減させます。
電気療法は、障害の発生から急性期、修復期、再生や回復期に合わせ、期間や種類など計画的なリハビリを行うことが原則です。
必要以上に長く続けたり、また短期間でさまざまな機械を同時に用いるなど、間違った治療法は、回復を遅らせるだけでなく、逆に悪化させる原因ともなります。
「交通事故治療専門院」では、専門的な技術と経験に基づいた「電気療法」を安心して受けることができます。
まずは、ご相談ください。
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