PTSD 心的外傷後ストレス障害
交通事故後の心的外傷後ストレス傷害(PTSD)について
交通事故後の心的外傷後ストレス傷害(PTSD)は、危うく死にそうな重傷を負う出来事の後に起こる、さまざまなストレス障害をいいます。
交通事故で重傷を負うことは、私たちにもいつでも起こりうる「つらい出来事」です。
交通事故重傷者のおよそ3割の人が、約1ヶ月後にPTSDなどの精神疾患を発症しています。
交通事故後の心的外傷後ストレス傷害(PTSD)の症状はさまざまです。
- 再体験
事故の体験が何度も蘇ってくる。
- 夢・悪夢
事故の瞬間が繰り返し夢に出てくる。
ドキドキしたり、血圧が上昇し、冷や汗がでる。
- 回避
事故現場に行けない。運び込まれた病院の前を通れないなど、事故に関連したシーンや会話を回避しようとする。
- 解離性健忘
事故の出来事を断続的に忘れる。
- 重要な活動への参加意欲の減退
仕事・家庭・趣味など被害者にとって重要な活動ができなくなる。
- 感情範囲の縮小
愛・怒り・憎しみなど感情が制限される。
- 未来が短縮したような感覚障害
「早死にするような気がする」「自分は生きていない」というような悲そう感を覚える。
- 覚醒亢進・易刺激性・集団困難
いつも緊張がとれずリラックスできない。
不眠。ボケ症状。周りと協調できない。
- 過度の警戒心・過剰な驚愕反応
破裂音・摩擦音・爆発音などに異常に反応する。
こうした精神疾患を発症した人の中には、症状が事故による直接的なものであるかどうか、また治療の必要があるのかどうか判断できず治療を受けないケースが多くあります。
上記の症状で悩んでいるにもかかわらず、相談できる専門家が見つからないのも現状です。
交通事故の治療は、身体的外傷に気を取られがちですが、多くの人がちょっとした「気分がふさぐ」「眠れない」「イライラする」「意欲が低下する」など、つらい生活を強いられていると推測されます。
「精神科医」や「心療内科医」に相談することに気が向かない場合は、「交通事故治療専門院」に、気軽に相談してみることから始めることも、ひとつの解決の方法です。
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