むちうち・ムチウチ改善
「むち打ち症」良い治療院のかかり方〜 その1)
交通事故の負傷で最も多い症状である「むち打ち症」。
この「むち打ち症」の特徴は、どちらかというと事故直後より、少し後になって症状を自覚することです。
その原因は、事故当日はアクシデントのショックや緊張から、痛みや症状を感じる余裕がないからではないかとされています。
そのため、多くの場合事故から2〜3日たってから、自覚症状があらわれてきます。
症状の特徴は、後頭部から首筋、肩、背中、腰などの痛みや可動域の制限など。首を伸ばしたり、曲げたり、回したりする範囲が狭くなり、痛みがともなうものです。
また、肩から腕、手足にシビレが起こることもあります。シビレは神経の圧迫によるもので、症状が起こる箇所はさまざまです。
その他に、頭痛やめまい、耳なり、吐き気、倦怠感、感覚異常、膀胱傷害など、全身に及ぶケースもあります。これは、大きくは首の損傷によって自律神経のバランスを崩すことが原因の一つとされています。
ここで、ひとつ知っておいてほしいことが、事故の激しさと症状の重さは比例しないということ。軽い事故だからといって、決して甘くみてはいけません。
「むち打ち症」は、早期に適切な治療を施さないことで、後遺症が残ることがあります。
適切な治療をしっかり受けていれば、ほとんどの症状は改善します。
良い治療院のかかり方について考えてみましょう。
一般的な病院・整形外科での治療について。
急性期には、全身の安静と頚椎のカラー装着による固定が行われます。
頚椎カラーは、3〜4日程度の短期間に限り行うもので、長期装着は首の筋肉低下につながるので注意です。
痛みに対しての治療は、消炎鎮痛薬や注射による局所神経ブロック療法が行われ、急性炎症が治まった後は首けん引や温熱療法、運動療法が行われます。
これらは、ほとんどが対症療法にすぎず、患者さんひとりひとり、その日の状態に合わせての対応などはなかなか難しいのが現状です。
つまり、これらの治療を長く続けていても治療の改善は期待できないといえます。
どのような治療が「むち打ち症」に適しているのでしょうか?〜次編につづきます。
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