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交通事故全般の知識

交通事故について(1)

交通事故について(1)

 

 ■10年間に交通事故でケガをする確率は、150人に1人

平成24年の「交通安全白書」によると、平成23年の交通事故件数は69万1937件で、死者が4612人、負傷者が85万4493人でした。この1年間で日本人の1500人に1人が交通事故で死傷したことになります。これを例えば10年間という時間の幅で考えると、150人に1人は交通事故でケガをするという計算になります。災害に対する備えもたいせつですが、確率から見ると交通事故にあわない用心はよりたいせつです。

このうちで死者がもっとも多かったのは「歩行中」の事故で、1686人でした。負傷者がもっとも多かったのは「自動車乗車中」の53万7956人でした。次に負傷者が多かったのは「自転車乗用中」の14万3110人です。

死者が歩行中に事故にあった人に多いというのは、車と人がぶつかると人のダメージが深刻だという、とうぜんの事実を示しています。車の事故での負傷者がもっとも多いというのは、交通事故の中で車どうしの衝突事故がもっとも多いことを示しています。

年齢層で見ると、死者がもっとも多かったのは65歳以上の高齢者で、全体の約半数(49%)におよんでいます。負傷者が多かったのは30歳から49歳までの中年層で、やはり全体の約半数(49%)をしめています。働き盛りの年齢に交通事故でケガをする人が多いというのは、治療期間の休業はもとより、精神的にも本人や家族に与える影響の大きさがしのばれます。

 

どんな時に交通事故が起きやすいか?

■事故を起こしやすい時速30~60㎞での漫然運転、脇見運転

交通事故はどういう道路で、またどんな状況でおきているのでしょうか。

平成24年の「交通安全白書」によると、死亡事故が起きた道路の場所は、

・交差点内(35.7%)

・直線道路(32.6%),

・カーブ(15.3%)

の順に多くなっています。

※交通安全運動のスローガンが「死亡事故ゼロ」であるせいか、「交通安全白書」をはじめ交通事故のデータは、死亡事故については発生状況ごと詳しい数字があげられいますが、負傷事故についての詳細な数字はありません。しかし負傷事故の状況別の構成も死亡事故と大きく変わることはないと考えてよいでしょう。

交通事故はほとんどの場合、一方または双方の法令違反がからんでいます。死亡事故で見ると、その中でもっとも多いのは、安全運転義務違反で57.5%を占めています。違反の内容は、多い順に次のようになります。

・漫然運転(16.5%)

・脇見運転(14.6%)

・安全不確認(10.2%)

漫然運転とはどういう運転なのか分かりにくいですが、考え事をしながらの運転とか同乗者との会話に気を取られての運転などを指します。つまり「いま自分は車を運転しているのだ」という緊張感や集中力が薄れた状態での運転です。

脇見運転は外の景色を見る脇見だけでなく、CDを入れ換える、タバコを取り出すなどの「運転に関係のない動作」が含まれます。

漫然運転と脇見運転に注目した興味深い分析が(財)交通事故総合分析センターから出ています(平成23年9月)。それによると平成18年から22年の5年間の死亡事故は、時速30~60㎞で走っているときに全体の約55%が起きていて、その要因でもっとも多かったのが漫然運転と脇見運転です。

そう危険なスピードを出しているわけではないという気のゆるみから、つい考え事をしたり、CDを入れ換えるなどの運転に関係ない動作をしているときに事故にあうのです。

その2へ続く

 

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