体の様々な症状と姿勢
交通事故を原因とする「耳の不調」について
交通事故が原因で発症する「耳の不調」には、さまざまなケースがあります。
1)骨折
「側頭骨」の骨折により、内耳が障害されたことで「難聴」「めまい」「耳なり」などの症状が現れます。
2)内耳振盪症
頭に強い振動や衝撃により内耳に障害を受けたことで、「難聴」「耳なり」さらに「めまい」などの症状に現れる場合があります。
3)中耳障害
強い衝撃により中耳の気圧が変化することで、鼓膜が破れたり鼓膜が内出血したり、中耳腔に血液が溜まったりする症状です。
特徴は、耳に水が溜まったような難聴とボーンという耳鳴りが起こることです。このような障害の程度ではしだいにおさまってくることが多くありますが、先述の内耳振盪を伴っている場合があるので、注意が必要です。
4)外リンパ瘻
内耳にある外リンパ液が入っている薄い膜が裂けて、リンパ液が内耳に漏れだしてしまう症状です。「難聴」「耳なり」「めまい(ふらつき)」などを伴い、時には、耳で水が流れるような音がする場合があります。原因は、交通事故などの衝撃やダイビングや飛行機など気圧の変化や鼻を強くかんだり、重いものを持ち上げるなど様々です。
5)むち打ちなどで首や頭に衝撃を受けたことで起こる「難聴」や「耳なり」があります。
特徴は、一般の難聴に比べて耳鳴りの程度が大きいことです。
また、交通事故後すぐではなく、しばらくしてから発症することが多く、事故後の安静や検査、治療を充分におこなうことが大切です。
これらのように、交通事故に起因する「耳の不調」は、症状が軽い場合などついつい見逃してしまうことが多くあります。
交通事故後の検査や治療を早期に行うことが必要です。
心当たりがある場合は、一日も早く交通事故専門の治療院に相談してみましょう。
治療には、損害保険が適用されるので自己負担なしで受けられます。
また、交通事故全般の相談も受けられるので、気軽に相談してみてはいかがでしょうか。
交通事故施術メニュー
交通事故の治療と
ケース別症状
交通事故の
知っておくべき情報