睡眠
交通事故を招く症状「SAS（睡眠時無呼吸症候群）」について
近年、SAS（睡眠時無呼吸症候群）が引き起こす交通事故の危険性が大きく取り上げられています。
特に、中度程度のSAS患者の場合、交通事故の頻度の割合はSASでない人に比べ7倍にもなるとされ、重度になると危険度はさらに高くなる傾向にあります。
SAS（睡眠時無呼吸症候群）とは？
SASとは、睡眠中に10秒以上呼吸が停止し、無呼吸が5回以上繰り返す病気で、いびきを始めとするさまざまな症状を伴います。
【主な症状】
- 睡眠中のいびき
- 起床時の頭痛
- 不眠
- 夜間の中途覚醒
- 日中の眠気や倦怠感
など
SASは、空気の通り道である上気道が閉塞することで起こり、首周りの脂肪の沈着、扁桃肥大、舌が大きいことや気道へ落ち込んでしまうことなどの原因があります。
また、あごが小さい人は気道が塞がれやすいので、SASの人が多いのも特徴です。
SASになりやすい人のタイプとして、生活習慣との関係があります。
【主なタイプ】
- タバコの量が多い
- 飲酒、特に就寝前の飲酒習慣
- 肥満、暴飲暴食
- 高血圧、糖尿病、高脂血症
など
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