腰椎椎間板ヘルニア
「腰椎・頚椎椎間板ヘルニア」の症状と原因
今回は、「椎間板ヘルニア」の症状と原因について検証しましょう。
「椎間板ヘルニア」とは、椎間板の一部が正常の椎間腔を超えて飛び出し、その飛び出した椎間板の一部が脊髄の神経に触れることで、痛みやしびれを伴う症状をいいます。
椎間板ヘルニアには、症状の部位により「頚椎(首)椎間板ヘルニア」「腰椎間板ヘルニア」があります。
原因は「老化」などによるもののほか、生活習慣の中でも原因はさまざまです。
■長時間のデスクワークによるもの
「頚椎(首)椎間板ヘルニア」の原因として最近多いのが、「長時間のデスクワークでの姿勢の悪さ」で首へ過度な加重です。
【主な症状】手指のしびれ・肩こり・背中の痛み・歩行障害・排尿障害など
■ 長時間の着座姿勢によるもの
「腰椎間板ヘルニア」の原因として、「長時間の着座姿勢による、姿勢の悪さ」など腰への過度な加重、そして「ストレス」があります。
【主な症状】足先のしびれ・座骨神経痛・腰痛・歩行障害・排尿障害など
■ 激しい運動によるもの
特に「腰椎間板ヘルニア」に多くあり、原因は、スポーツによる激しい衝撃や過度な加重によるものです。
【主な症状】腰部運動制限・腰痛・太ももやふくらはぎの痛み・歩行困難・排尿障害など
■ 交通事故(追突)によるもの
追突などで、相当の衝撃を首や腰に受けたことが原因で「頚椎(首)椎間板ヘルニア」「腰椎間板ヘルニア」発症。
または、元々自覚症状はない「椎間板ヘルニア」を持っていたところへ、事故の衝撃でヘルニアが神経を圧迫させてしまい、神経症状に出ることもあります。
交通事故で発症したケースでは、もちろん任意(損害)保険賠償の対象になります。
通常、MRIの画像検査で神経の圧迫が確認できます。
そのほか、画像で確認できない場合は、神経学的検査で所見を得ることができます。
検査により有意性を認められると、もちろん後遺障害認定の申請も可能です。
MRI画像所見が得られた場合で、12級。画像所見は見られず、神経学的異常所見だけでも、14級に認定される可能性があります。
また、ヘルニアの程度が脊髄を圧迫する程の症状であれば、11〜7級に認定されるケースもあります。
「椎間板ヘルニア」の原因が交通事故によるものであれば、通常のヘルニアとは治療方法も異なります。ぜひ、「交通事故治療専門院」で適切な治療を受けましょう。
交通事故施術メニュー
交通事故の治療と
ケース別症状
交通事故の
知っておくべき情報